2012年度も11月に入り、いよいよ年末に向けて皆様におかれましても、 忙しくなる時期と思われます。 11月を陰暦で表すと「霜月」と表しますが、 「霜降り月・霜降月(しもふりつき)」から由来する説が、 有力とされているそうです。 近畿地方では木枯らし1号が10月29日に吹き、 増々寒さが身に染みる季節となって参りました。 ちなみに木枯らし2号や3号は存在しないそうです(^-^) 木枯らし一号も霜月も、なんとも日本らしい表現で、素敵な響きです。 日々寒さも増しますので、特に外出時は暖かくしてお過ごしくださいませ。 さて今回は、ムートンについて少しお話させて頂きたいと思います。
一時期ムートンのスリッパや座布団、クッションや毛布などが 大流行した時期がありました。 「ムートン」という可愛い響きで親しみやすい毛皮の種類ですが、 ヒツジの毛皮の事を指します。 他にも、カシミヤは上質な山羊の毛、キャメルはラクダの毛、シルクは絹。 ミンクはイタチの仲間。ラビットはウサギ。 チンチラはチンチラ科チンチラ属。(見た目はネズミやウサギに似ています) ロシアンセーブルはクロテン。フォックスはキツネの毛皮。 などなど、カタカナ言葉での表現の方が有名な素材が多くございます。 クロテン(黒貂)など、日本でなかなか動物として見ることが出来る機会もなく、 ロシアンセーブルがクロテンとご存知の方は、毛皮をよくご存じなお客様だと感じます。 普段何気なく使っている言葉でも、
調べれば調べるほど、知れば知るほど印象深くて勉強になりますね。 さて、クローゼットやタンスの、衣替えはお済でしょうか。 急に気温が下がり、慌ててコートを引っ張り出された方も、 多くいらっしゃるかと存じます。 まだ毛皮のコートを着るまでの寒さではございませんが、 季節的にいつまで毛皮が着れるという基準はございませんが、 12月から1月、2月前半ぐらいに掛けてが一番、毛皮のコートがご愛用される時期かと思います。 寒い地方は、もう少し長くご使用頂けるかと思います。 そう考えますと、約2カ月前後の間に、毛皮製品を身に着けて、 外出される機会は、さほど多くなく、保管している期間の方が長い方が、 毛皮のご売却をご決断されるケースが多いと感じられます。 保管場所を取り、管理に手間のかかる毛皮類ですが、 購入当時は値段も高く、それほど来ていないので状態も良いというお客様からも、 多くお買取りをさせて頂いております。 この数カ月の間に、もし着る機会が少ない毛皮のコートやショールなどがございましたら、 是非一度、お気軽にご相談くださいませ。 上記に記載以外の毛皮のお買い取りもさせて頂きます。お電話お待ちしております。 最後までご覧いただき、誠に有難うございました。 |