お部屋用の消臭芳香剤や防臭剤、
様々な香りの商品がございますね。
置き型の芳香剤や スプレー型、
吊り下げ型、シート型、クリップ型など、
形状も色々とあり、置く場所によって、
最適な形を選べることも便利ですね。
しかし、時に消臭芳香剤や香りの強い芳香剤は、
匂いの苦手な方にとっては、辛いこともございませんか?
ニオイに過敏に反応される方、
人工的な香りが苦手な方、
強い香りが鼻を刺激してしまう方など、
芳香剤に限らず、香水やオーディコロンが苦手であったり、
シャンプーや整髪剤のニオイが気になってしまったり、
最近では香りの強い洗濯洗剤や、
鼻を刺激するほどの、香りが付いた柔軟剤など、
その匂いだけで、クシャミがとまらなかったり、
涙が止らなかったりと、鼻や体が、強い香に、
反応してしまう方もいらっしゃいます。
店頭で、香りを確認してから買えるお店も有りますが、
大抵の商品は、香が強いと開封せずとも、
パッケージの上から、香りが分かりますが、
中には買ってみないと香が分からない商品もあり、
家で開封してから、やはり好まない香りだと分かりますと、
我慢をして最後まで使い切ることも辛いですし、
遠くに置いておりましても、強い香りは漂いますので、
残りをどうするか、難しいところでございますね。
また、ご家族の中に、強い香りが苦手な方がいらっしゃると、
おうちの中で香りが広がりますので、
使うことが出来ない場合も有るようでございます。
また、アレルギー体質ではなくとも、
香料に対し過敏に、アレルギー様の反応がおきる場合も有るようです。
ちなみに、「香料」の調合素材は、
一般に「天然香料」と「合成香料」に分類されるそうです。
合成香料(ごうせいこうりょう)は、
香料のうち人工的に精製・製造されるものを言います。
狭義にはベンゼンやアセチレンなどの
基礎的な化学物質から製造されるものを指し、
広義には、精油などの天然物から蒸留・結晶化などの
人為的操作により生成される単離香料を含めるそうです。
世界市場で流通している合成香料は約500種類、
そのうち日本では約320種類を製造しているそうです。
人工的に作り出された香りの数が、凄い数ですね。
この人工的な合成香料、苦手であるのは人だけではなく、
実は人の髪の毛に近い、天然毛皮製品もまた、
強いニオイが付きやすく、クローゼットや押し入れなどに、
香水や、強い香りの芳香剤などを一緒に保管しますと、
大切な毛皮に匂いが付いてしまう場合がございます。
毛皮に一度付いてしまった匂いは、なかなか取ることが出来ず、
価値を損ねてしまいかねませんので、
強い香りの芳香剤や香水など、匂いのするものとは
毛皮は一緒に保管をされないことをお勧めさせて頂きます。
また、保管時ではなくとも、毛皮製品のご着用時に、
例えば香水やコロン、デオドラントをつけていたり、
毛皮を着たまま、煙草を吸われたり、
煙草を吸う人の近くで毛皮を着ていたり、
人の髪の毛も、短時間でも強い匂いが付いてしまうように、
毛皮類もまた、短時間でも匂い移りがしてしまう場合がございますので、
毛皮製品を着られる際にも、強い香りには
出来るだけご注意を頂ければと存じます。
長期間、箪笥やクローゼットの中で保管しておりました、
毛皮製品や着物・帯などは、
「古いニオイがする」のは、カビでございましたり、
染みついた防虫剤の臭いでありましたり、その家の香りであったりします。
定期的に陰干しを行い、喚起をしてあげないと、
湿気が溜まり、カビが発生したり、シミになったり、
古い匂いが付いてしまったりと、
手を掛けずに放置しておくことに、残念ながら良い事はございません。
どうしてもこの先に着る機会のない毛皮や着物・帯など、
お早目の買取処分をお勧めいたします。
なるべく状態の良いうちに、高く買取らせて頂ける可能性がある間に、
着ない・着れない・着ることのないお品物のお買い取りは、
買取専門店の買取市場にご相談くださいませ。
開封した香水を、クローゼット内で保管されたり、
洋服ダンスの中はニオイがこもるからと、
香りの強い石鹸や芳香剤を一緒に入れておきますと、
毛皮製品へのニオイ移りが懸念されます。
香水・フレグランスの場合は、
毛皮はニオイを吸着しやすい性質でございますので、
直接毛皮のコートやショールに香水を掛けなくとも、
肌や洋服につけた香水の香が、
毛皮に付着してしまうことが有るのでございます。
また、虫食い予防の防虫剤、衣装しょうのう剤にも、
強い香りが付いていつ場合が多く有り、
この香りが毛皮に付着してしまう場合がございますので、
なるべく香りの無い防虫剤を、毛皮に直接触れずに、
ある程度の距離を保って保管される方が、
ニオイ移りは避けられるかと思いますが、
なにより虫食いの予防のための防虫剤でございますので、
あまり遠い所で予防いたしましてもダメでございますし、
なかなか難しいことでございます。
この先に、着るご予定の無い毛皮製品、
もう何年も、何十年も着ていらっしゃらない毛皮類は、
匂い移りで毛皮の価値を損ねてしまう前に、
是非少しでも状態の良いうちに、買取専門店の
毛皮買取市場に、ご売却のご相談をくださいませ。
親身になって、お話をお伺いさせて頂きます。有難うございました。 |