晴れているけれど、湿度の高い日。
雨が降っていて、ジメジメ湿気が多い日。
天候が良くても悪くても、
湿気を感じる日が、ございますね。
日本は雨が多いことが特徴であり、
湿度が高いことでも有名でございます。
日本の家が長持ちしないは、
湿度が原因?とも言われるほど、
夏も冬もそれぞれ太平洋、日本海からの季節風が吹く、
日本は多くが温暖湿潤気候に分類されておりますね。
湿度の変化
地球上の各地における湿度は、
各地の降水量や気温に大きな影響を受けます。
降水量が多い地域は湿度が高く、
気温の低下は飽和水蒸気量の低下につながるので絶対湿度は下がります。
また、湿度は季節によっても大きく変化し、
雨季には高くなり、乾季には低くなります。
日本では一般に夏季に湿度が高く、
冬季に湿度が下がるため、
材木などの含水量が低下し冬季に火事が多いようです。
これは、夏湿冬乾である温帯湿潤気候や温帯夏雨気候、
冷帯湿潤気候の地域などでも同様です。
一方、夏乾冬湿である地中海性気候の地域では、
冬季に湿度が上がり、夏季に湿度が低くなって山火事が多発します。
乾燥による火災の目安として、
実効湿度という指標が用いられます。
乾燥注意報の基準には、相対湿度の日最小値である最小湿度と、
実効湿度が用いられます。
一日の変化は、ほぼ気温に依存し、昼間は低下し、
夜間に気温が下がるにつれて湿度は上がります。
湿度の影響
生物の成分の大部分は水であり、
湿度はその体や活動に大きな影響を与えます。
ヒトに対しては、乾燥は唇のひび割れや
乾燥肌などを引き起こす原因となります。
また、体感温度などの感覚的な温度にも湿度の大小が影響します。
一般的に、湿度が高いほど暖かく感じられ、
その(体感温度に対する湿度の大小の)影響度は
気温が高いほど大きくなる。
そのため、不快指数は温度に湿度を勘案して計算されます。
また空気調和設備では湿度も制御の対象であり、
湿度の観測を行い、加湿器や除湿機などを用いて制御を行います。
また、住宅などを中心に、加湿器や除湿器を単独で用いることがあります。
高い湿度の環境を避けるために、
乾燥機や乾燥剤などの部分的な除湿装置が日常生活で使用されることがあるほか、
工業用、科学実験・研究用(デシケーター)など、広い用途に用いられています。
湿度の高い日本では、1年中でも除湿機を用いたり、
乾燥機や乾燥剤などで、部分的に除湿を頻繁に行いたいところですが、
なかなか続けることには、除湿器や乾燥機の電気代や、
乾燥剤の入れ替え費用など、管理にもなかなかお金が掛かってしまいがちで、
また忙しい日常生活では、クローゼットや押し入れなどの、
湿度管理まで手が回らないことが多く、
天候が悪い日、私たちが気になることは、
実は湿気なのでございます。
湿気は毛皮製品の大敵で、いつかわ売ろう、
手放そうとお考えの毛皮製品が、湿気によるダメージを受けていないかと、
心配になってしまうことが多々ございます。
クローゼットや押し入れ、袋や衣装ケースなどの密閉空間、
風通しの悪い場所などでの保管は、どうしても湿気がたまりやすく、
カビやシミなどによるダメージを受けやすく、
お客様の毛皮製品の状態が気になります。
通気性の悪いビニール袋やビニールカバーでの保管は避けた方が良く、
また風通しの悪い場所や、日当たりが強い場所での保管は大敵でございます。
定期的に陰干しを行い、喚起をせずにおりますと、
クローゼットや洋服ダンスに湿気が溜まり、カビが発生したり、シミになったり、
古い嫌な匂いが付いてしまったりと、
手を掛けずに放置しておくことにおきましては、残念ながら良い事はございません。
どうしてもこの先に着るご予定のない毛皮や着物・帯など、
お早目の買取処分をお勧めいたします。
なるべく状態の良いうちに、高く買取らせて頂ける可能性がある間に、
着ない・着れない・着ることのないお品物のお買い取りは、
買取専門店の買取市場にご相談くださいませ。
高いお値段でご購入された毛皮製品でございますので、
売るときもぜひ高くお売り頂くためにも、
ニオイ等のダメージが出る前に、ぜひ状態の良いうちに、高くお売りくださいませ。
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