最近、ハンドメイド業界の資材で、
よく耳に致します「引き揃え糸」と言う糸をご存知でしょうか。
引き揃え糸は、何種類かの糸を好きに組み合わせて、
一本の糸にして、玉状に巻いてある糸のことです。
様々な色や素材の糸を組み合わせることにより、
一本だけの糸とは違い、色の合わせ方で個性を出したり、
素材の組み合わせ方を楽しんだり、
組み合わせることで生まれる変化や
風合いを楽しむことが出来る糸は、
合わせ方で、様々なパターンが出来上がり、
引き揃え糸を作る方も、引き揃え糸を選ぶ方も、
またその引き揃え糸を使って編む方も、
それぞれに楽しめる素敵な糸ですね。
引き揃え糸を専門的に作られる、
ハンドメイド作家さんもいらっしゃれば、
その引き揃え糸を好んで編まれる、
編み物作家さんもいらっしゃり、
一つ一つの個性による、まさに糸で結ばれる出会いもまた、
ハンドメイドの楽しさかもしれません。
糸の見た目で、始めは「裂織(さきおり)」かな?
とも思ったのですが、裂織は古くなった布を
細かく裂いて麻糸などと共に織り上げた再生衣料を言います。
地域によりサクオリ、サッコリ、ツヅレなどの呼び名があります。
起源は江戸時代中期。寒冷な気候のため綿や絹などの繊維製品が
貴重だった東北地方にその端緒を見ます。
当時は日常生活に用いる衣類や布団などの布を、
主に大麻の葉を裂いて細く繊維状にし、紙縒りのようにして織り上げ、
これらが裂織の起源とされます。寒さに耐えるためこれらの麻布は、
重ねて刺し子にしたり、布団の中には干草を詰めたりなどの工夫が見られました。
17世紀になって北前船が入るようになりますと、近畿から古手木綿が入るようになり、
木綿の肌触りのよさは多くの人を魅了しましたが、
古布とはいえ安いものではなかったため、
貴重品として「使い切る」と言う文化の中で裂織文化が発展しました。
まずは端切れを縫い合わせて着物にしたり、炬燵布団にしたりして使い、
擦り切れるとそこにまた継ぎを当てます。
布がくたびれてくると、今度は縫い目をほどいて端切れに戻し、
それを裂いて長い紐にします。安い麻糸を経糸とし、
緯糸に端切れの紐を用いて機を織ると出来上がるのが、狭義の裂織とされます。
さらに裂織が使い古されると、最後は裂いて組み紐に作り直し、
背負子などに利用されました。
最後に紐の端に火を付けるとゆっくり燃えるため、
農作業中に煙を虫除けとして使い、灰は土に返りました。
このように最後まで布を捨てることなく活用し、
次々に新たな用途へと甦らせる文化を背景として裂織は広く行われました。
古手木綿にはさまざまな色合いの端布が混ざっており、
その継ぎ接ぎで色の組み合わせを楽しんだり、
次いで裂織を織るときには緯糸となる端切れの微妙に
異なる色合いの組み合わせを楽しむなどして、
民芸品としての性格も帯びるようになりました。
江戸時代後期には北陸から近畿にかけても裂織が作られるようになり、
これらの土地では木綿なども比較的手に入りやすく、
また染色技術も進んでおり、東北のそれよりもより風合い・色合い
共に優れた着物が多く作られております。
近年、明治時代以降の貿易の振興に伴って
繊維は手に入りやすい物となり、裂織はあまり織られなくなりました。
一方で、近年その独特の風合いや芸術的側面に光を当て、
創作活動として裂織を見直す動きがあります。
素材は必ずしも古布とは限らず、布の染め方や裂き方などに
多くの工夫を凝らして、複雑なデザインに挑戦する芸術家も登場しています。
お買取りをさせて頂く帯の中にも、
裂織で出来た帯も有り、染め方や裂き方が違うために、
その色の出方やデザインなど、全く同じものが無いため、
まさに個性が光る芸術的な裂き織りの帯でございます。
着物や帯も、作り手と買い手、そして実際に着る方とも、
糸で結ばれる素敵な御縁であると存じます。
しかし、様々な理由で手放される時が来るものであり、
「その時」には、是非とも次に大切にして下さる方へと
御縁が繋がることが、一番であると考えます。
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