先日、石川県金沢市神宮寺・富山県高岡市御旅屋町・長野県安曇野市・諏訪市の方面に 骨董品・着物・帯・毛皮製品などの出張買取りにお伺いしました。 北陸・信越・東海方面の出張買い取りもお任せくださいませ。 ご自宅やご指定の施設まで、出張費無料でお伺いさせて頂きます。 この度は北陸(新潟県・長野県)・信越(富山県・石川県・福井県)方面の 出張買取りが重なりましたので、連日でお買い取りにお伺いさせて頂きました。 ちょうど「サンリツ服部美術館」にて、
「名物裂を探る 織り込まれた歴史と美」の展覧会が行われておりましたので、 「特別出品 本阿弥光悦作 国宝 白楽茶碗 銘 不二山」を拝見して参りました。 「名物裂を探る 織り込まれた歴史と美」
特別出品 本阿弥光悦作 国宝 白楽茶碗 銘 不二山 この作品は、本阿弥光悦が嫁に行く娘に与えたと伝えられる茶碗で、 茶碗と木箱、それを包む布の3点で国宝に認定されており、 江戸時代に作られたお品ですが、時代を感じさせないほど、色褪せない美しさ、凛とした佇まい。 浮き上がる富士山の絵は、お色目もラインも優しく、 娘を思う親の温かな親目線と同じなのではないかと…。 茶碗の飲み口は円形ですが、正面からよく見るとひし形になっており、 遊び心も感じられる、名品でございました。 布の刺繍も大変細かく、繊細な手仕事で、 娘の旅立ちを思い、光悦が思いを込めて焼き上げた茶碗に思いを馳せて、 息を飲むほど美しい作品を拝見させて頂きました。 特別展示で、茶道具に付属する名物裂を紹介するコレクション展が開催されておりました。
約20点の掛軸・茶入れ・棗(なつめ)・仕覆(しふく)などの作品と、それらに付属する名物裂を 前期〜後期、合わせておよそ80点公開し、名物裂の歴史とその美に迫る展示物でした。 名物裂(めいぶつぎれ)とは、鎌倉時代から江戸時代初期にかけて、 日本へ舶載(はくさい:船に載せて運ぶこと)された染織品のうち、 名物の茶道具の袋や仕覆(しふく:棗を入れる袋)、急須や茶銚を入れる袋などとして用い、 珍重してきた絹織物を指します。 金糸を用いて華やかな文様を施した金襴(きんらん)、なめらかな光沢が美しい緞子(どんす)、 縞模様が目に楽しい間道(かんどう)、重厚な文様を持つ錦(にしき)がその代表で、 中国の元・明・清時代のものが中心となっています。 桃山時代から江戸時代にかけて、次第に名物裂を命名・分類していくようになりました。 「金襴緞子(きんらんどんす)の帯」なので有名ではないでしょうか。 こちらの展覧会では、 印金(いんきん)・金襴(きんらん)、緞子(どんす)、間道(かんどう)、錦(にしき)・モール、 そして木綿の名物裂ともいえる更紗(さらさ)の5章で構成され、 代表的な名物裂を、分かりやすい説明書きと共に紹介されておりました。 同時開催の「色彩の解放 シャガールからクリストまで」も拝見して参りました。 参考HP:<a href="http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html">サンリツ服部美術館</a> 買取市場の母体は、
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有名作家着物帯買取・人間国宝作品着物・帯、希少性の高い着物や帯、 江戸・明治・大正・昭和初期までの古いお品・骨董品・アンティーク品から、 現代物のお買い取りまで幅広く致しております。 龍村美術織物・川島織物・テーブルセンター・ふくさ・風呂敷などの小物買取りも行っております。 ●和装小物のお買取り
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