ハンガーに引っ掛けて、

クローゼットで毛皮のコートを保管すると、

毛皮製品１着だけで、洋服３着〜５着分ぐらい幅を取ってしまったり、

毛皮のロングコートは丈が長いため、洋服ダンスでは裾部分が折れてしまうので、

紙箱やプラスチックの衣装ケース、紙袋、ゴミ袋などのビニール袋に入れて

保管されている方はいらっしゃいませんでしょうか。

毛皮は湿気を嫌う為に、風の通らない場所で保管してしまうと、

中で湿気がこもり、毛皮にダメージを与えてしまう場合がございます。

毛に油が回ってベトベトしたり、

毛が倒れてしまって、特有の「毛皮のフワッと感」が無くなってしまったりと、

毛皮にとって、あまり好ましくない環境になってしまいます。

定期的に、直射日光を当てない「陰干し」を行って頂いたり、

空気の通らないような箱や袋での保管は避けて頂き、

また畳んで保管すると毛皮に癖が付いてしまったり、

毛が寝てしまう可能性が有りますので、

できるだけハンガーなどで、

吊って保管をして頂くことをお勧めいたします。

また、着物や帯は、着物たん笥や桐の箱に入れて

保管される方も多いと思われますが、

意外と手入れを逃してしまうのが、和装小物でございます。

和装ぞうりとバッグがセットになった物など、

購入した際の紙箱に入れたまま保管されていらっしゃいませんか？

靴箱は日常の靴で一杯だし、

和装鞄と別で保管してしまうと、いざ使いたい時に

どこに置いたかが分からなくなってしまう…。

草履とバッグ、一緒にしたまま

とりあえず押し入れや天袋、納戸や倉庫で保管される方が

多くいらっしゃいます。

「とりあえず」入れたあの日から、気付けば全く使わなかった

和装草履や和装バッグ。

久しぶりに見たその姿は…

表面は油が染み出て、ベタベタに。

接着部分が黄色くなっている。

ゴムは劣化してパリパリに。

鼻緒がポロポロと剥がれ落ちた。

草履の裏側が、綺麗にめくれてしまった。

和装鞄を開けようとした、くっ付いて開かない。

そんな悲しいお話を、よく耳に致します。

買った時の箱が頑丈で、捨てるのも勿体ないし、

綺麗に治まるので、とりあえず箱で保管。

気が付けばダメージで使えなくなってしまうために、

和装バッグや草履などの保管も、

なるべく風が通りやすい場所で、完全に密閉してしまわず

定期的に状態を確認してあげると、

少しでも長くお使い頂けると思います。

いつか使うかもしれない。

そう言えば、ずっと使っていない。

クローゼットで幅を取って、困っている。

着る機会・使う機会が無い。

衝動買いで買ってしまった。勧められて断れなかった。

プレゼントの品・譲渡品で趣味に合わなかった。

遺品整理の譲渡品なので、現金として残したい。

などなど、ご不要な毛皮のコートやショール、

ケープや帽子、毛皮のバッグなど、毛皮製品全般。

着物・帯・和装小物・反物・有名作家着物、

茶道具・掛け軸・花器・刀剣・日本画・古銭などの骨董品。

金・プラチナ・ダイヤ・銀製品・ジュエリー・アクセサリー類、

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