これから梅雨、そして夏場に向けて 革製品の保管方法について少し、 お話させて頂きたいと思います。 冬場に比べると、だんだんと湿気が多くなって行きますが、
クローゼットやタンス、押し入れ、天袋、納戸、物置などに 革製品を保管される場合は、風が通り難いため、 定期的に喚起をしてあげるか、陰干しをする、 もしくは風通しが良く、日の当たらない場所に置き直すなど 少し手間ではございますが、革のケアをしてあげないと、 いつの間にか大切な革製品がペタペタくっ付いていたり、 カビが生えて変色していたり、蓄積された汚れが浮いて出たり、 革の弱りや痛みの原因となってしまう事が多くございます。 一度も使用しておらず、いつか使う時の為にと、しまっておいたお品も、
気付けば傷んでおり、 一度も使用することなく廃棄せざるをえなこともしばしば。 よく有る事例が、革やビニールの鞄のポケットに入っていた
小銭ともども変色し、小銭も緑色になっているケースが有ります。 ビニール製品も同様、せっかく購入した際は高価だったブランド品も、 お手入れをしてあげないと、残念なことになってしまうことも有ります。 ビニールは夏場は柔らかいものの、冬場は冷えてカチカチになり、 そこから割れてしまうことが原因で傷んでしまうことが多いのではないでしょうか。 革製品は、バッグやお財布、ジャケットなどに留まらず、
じつは毛皮も湿気を嫌う性質がございます。 毛皮製品は熱を嫌い、水分も痛みの原因となるため、 高温多湿になるような場所での保管は、好ましくないのです。 冬場に少しだけ着用して、そのままクローゼットに 仕舞い込んだ毛皮のコートやショールなどはございませんか? 目には見えない汗や埃等の汚れともども、クローゼットに仕舞うと、 カビやシミ、毛の弱りや油回りの原因となってしまう可能性がございます。 定期的に陰干しや、洋服だんすのなかに風を送り込むなど、
忙しい毎日の中では少々手間ではありますが、 小さな心掛けが、高い毛皮製品を少しでも長く着るための ちょっとした手助けになるかもしれません。 もし、お手元に着る機会の無くなった
コートやショール、バッグや帽子などの毛皮製品や革製品、 お手入れの大変な着物・帯・和装小物、ブランド品、 ご使用されない宝飾品・貴金属・金・プラチナ・銀製品、 コレクション整理・遺品整理の骨董品などがございましたら、 買取市場に、ぜひ一度、売却のご相談をくださいませ。 ご質問等、お気軽にお問合せお待ちしております。 最後までご覧いただき、誠に有難うございました。 |