毛皮にお詳しい方には、物足りない内容で申し訳ございませんが、 本日のお題は、 プレゼントされた毛皮製品や、遺品整理の譲渡品などで、 毛皮に関して、詳しくは分からない。あまり興味が無い。違いが分からない。 というお客様向けに、本日は「差し毛」と「シェアード(刈り毛)」に関しまして、 少しお話をさせて頂こうと思います。 差し毛は、毛そのもの。 毛の長さが不均一なので、 風を含み易く、ふわっとしていて、 立体的に動きが出るため、ゴージャス感が高いことが特徴的です。 例えば成人式の晴れ着に、毛皮のショールを巻いている新成人の皆様を
お見かけすることが多くあると存じます。 ホワホワとした、白やシルバーのショールでございます。 レンタル製品などが普及し、丸洗いできる「ポリエステル製」の フェイクファーのショールが流行っておりますが、 本物の毛皮のショールは、離れた場所から見ても、本物だと分かり 毛並や質感、温かさや、毛の動きのゴージャス感は格別でございます。 シェアード(刈り毛)とは、
毛を均一な長さにカットした「シェアード加工」がしてある毛皮で、 「均一に刈る」という、ひと手間を加える事により、 柔らかで、より滑らかな肌触りに仕上がります。 「例えの表現」が適していないかもしれませんが、
たとえば「毛布」のような手触り。 固い毛布ではなく、例えばポリエステル製の、毛先が均一な毛布の手触りは、 スルスルと手が通り、何度も往復して触りたいぐらい、手触りが良い物です。 ポリエステル製の毛布であっても、こんなに手触りが良いぐらいですから、 シェアードミンクやチンチラのシェアードコートや襟巻きなど、 「極上の手触り」でございます。 ずっと触っていたい。何時間でも触っていられる。と言う程、 シェアード加工のされた毛皮の感触は、滑らかで上質でございます。 さて、「差し毛」と「シェアード(刈り毛)」に関しまして、
お話をさせて頂きまきましたが、 皆様のお持ちの毛皮のコートやショール、バッグや帽子など、 「差し毛タイプ」でしょうか? 「シェアード(刈り毛)タイプ」でしょうか? お電話やメールで、ご売却に関するお問合せを頂く際に、 上記の内容が、少しでもお役に立てれば幸いでございます。 毛皮買取市場では、お客様のご不要な毛皮製品を、
相場価格にてお買取りさせて頂きます。 当社は買取専門業者でございますので、 一年を通して、買取相場を熟知しておりますので、 買い取りをメインとしたご処分・ご売却に お役立てくださいませ。 ご質問や疑問等は、お問合せ頂きましたら、 買取専門スタッフが迅速に対応させて頂きますので、 お気軽にお声かけくださいませ。 お忙しい中、最後までご覧いただき、誠に有難うございました。 |