電気屋さんや、家電量販店・大型量販店さんに行ってパンフレットを頂いたときに、 価格を見てみると「オープン価格」と表示されていることがあります。 テレビや雑誌でも、化粧品や雑貨、電気製品などで よく見かけるこの「オープン価格」とは、 いったいどういう価格のことなのでしょうか? 「オープン価格」は、「オープンプライス」と呼ばれることも有り、
お店(小売店)が、市場動向を見て、価格を独自につける「価格決定方式」を指します。 メーカーは小売店向けに「出荷価格」だけを決定し、実際の販売価格は小売店が付けるという仕組みなので、 お店によって、販売価格に違いがあるのです。 逆に最初から市場へ出すときに、メーカー側が販売価格を決定する方式を「建値制」と言い、
販売価格のことを「希望小売価格」と言います。 「メーカー希望小売価格 ○○○円」などというフレーズで、 目や耳にしたことがあるかと存じます。 そもそも、この「オープン価格」という仕組みが作られたのは、
販売価格を表示する際に、 大型量販店などが、メーカーの希望小売価格からの 大幅な値引き表示による販売合戦になったため、 公正取引委員会が基準を設け、 「15%以上の値引きが市場の 2/3以上で、 20%以上の値引きが市場の 1/2以上で行われている場合は二重価格」という決まりが出来ました。 「オープン価格」は、メーカーさんを守るためにできた価格決定方式だったようです。
ちなみに、オープン価格には、商品発売時点から設定されている場合と、 型番が古くなって、値崩れが始まってしまった時に、 メーカー側が希望小売価格を撤廃する場合と、2通りあるそうです。 よく見かけるけど…よく耳にするけど、
実際の細かな意味までは、 調べてみないと分からないことが多くございますね。 そんなオープン価格について、今回はクローズアップしてみました。 買取市場では、お客様のご不要な毛皮製品、
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