毛皮製品を保管する際に、クローゼットや洋服掛けに、 ハンガーにつるして保管されるケースが多いと思われます。 その際、針金やプラスチックの幅が細いタイプのハンガーに毛皮を掛けてしまうと、 重みが一点に集中してしまう為、 お手持ちの大切な毛皮コートが傷んでしまう事があります。 特にロシアンセーブルのロングコートは、長くて重みが有る為、 保管中のケアが大切になります。 型の部分の毛が、なんだか薄くなってしまっている。 ハンガーの形が付いてしまい、着た時に違和感が有る。 型の部分の縫い目が、目立つようになった。 コートの腕の部分がちぎれてしまった。 気づかないうちに、重みでハンガーが歪み、コートも型崩れしてしまった。 などなど、毛皮類の保管中にまつわるトラブルエピソードを、よく耳にします。 チンチラのハーフコート、エンバ(EMBA、emba)のブラックグラマーのケープ、
ウサギやリスの帽子、サガ(SAGA)フォックス、 カナディアンセーブルのコート、フェンディ―のロングコート、 シルバーフォックスのショール、シェアードミンクのコート、 などなど、毛皮には沢山の種類がございますが、 購入された際に付いてくる、「肩幅の広いハンガー」に掛けて、 保管することをお勧めいたします。 幅が広いタイプのハンガーならば、1点に集中する重さが分散される為、 毛皮に対する負担も軽減されるのです。 そして、ハンガーに吊るしっ放しにするのではなく、定期的に陰干しをして、 風通しと、毛をフワッとさせるために、優しく振ってあげると良いと思います。 押入れの中に、畳んで収納したり、平置きで保管してしまうと、
毛が寝てしまって型が付いたり、 カビやシミなど変色の原因となる場合がございますので、 極力は吊るし保管を推奨いたします。 なんと言っても、毛皮製品はお手入れや保管などメンテナンスが大変です。
オシャレアイテムとしては、最高のお品ですが、 日常生活において、毛皮管理に時間を割くのは、大変な労力だと思われます。 もし、ご自宅のクローゼットの中に、着ないままカバーを掛けて保管されているコート。 買ったものの、一度も袖を通す機会が無かった毛皮のお品。 勢いで買ってしまったが、高級品の毛皮を着ていく場所がない。 遺品整理で譲渡されたが、趣味や大きさが違って着れない。 サイズが変わって、小さくて着れない・大きくて着れない。 などなど、この先に着る頻度が少ないと思われる毛皮製品がございましたら、 ぜひ一度、お気軽にご相談くださいませ。 ブランドバッグや宝飾品の「一緒に買い取り」もご好評を頂いております。 お電話、お待ちしております。 最後までご覧いただき、まことに有難うございました。 |